歯科のお仕事完全マニュアル 第2章 歯について STEP2 口の構造と歯並び

口の中には、たくさんの器官があります。

つづいては、口の構造と歯並びについて紹介します♪

第2章 歯について

STEP1 歯の構造と面
STEP2 口の構造と歯並び
STEP3 歯の生え変わり

1.口の構造

口のことを口腔(こうくう)といい、口の中のことを口腔内(こうくうない)といいます。

そして、上あごのことを上顎(じょうがく)、下あごのことを下顎(かがく)といい、上顎の天井のことを口蓋(こうがい)といいます。

くちびるのことは口唇(こうしん)といい、べろのことは舌(ぜつ)といいます。

口の構造

2.永久歯列

歯の本数と番号

大人の歯のことを、永久歯(えいきゅうし)といい、大人の歯並びのことを永久歯列(えいきゅうしれつ)といいます。

永久歯は、上下左右それぞれ7本、計28本が基本です。また、第8番目の歯として、智歯(親知らず)が上下左右に存在することが多いため、最大32本の歯があると考えていいでしょう。

また、もっとも中央にある歯から1番、2番と番号で表し、智歯は8番と表します。これを歯番(しばん)といいます。歯番は、正面から見た左右ではなく、患者さんにとっての左右を表記します。

永久歯列の歯の本数と番号

左右について

歯科でいう「左右」は、正面から見たときではなく、患者さんにとっての左右を表記しています。

歯の左右について

たとえば、つぎの図を正面から見ると右側が痛いように見えますが、患者さんにとって実際に痛いのは左側の歯です。

左右について

個別の歯の表し方

個別の歯の表し方

歯科ではそれぞれの歯を、数字と十字を組み合わせて表します。

個別の歯の表し方

3.乳歯列

子どもの歯のことを、乳歯(にゅうし)といい、子どもの歯並びのことを乳歯列(にゅうしれつ)といいます。

子どもの歯は、上下左右それぞれに5本ずつ、計20本が基本の本数です。また、もっとも中央にある歯からA、Bとアルファベットで表します。

乳歯列

4.無歯顎と有歯顎

永久歯列において、う蝕や歯周病により歯が失われた結果、すべての歯がなくなった口腔を、無歯顎(むしがく)といいます。その一方で、1本でも歯が残っている口腔を、有歯顎(ゆうしがく)といいます。

有歯顎(左)と無歯顎(右)
有歯顎(左)と無歯顎(右)

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受付を担当していると、歯の痛みを訴えながら来院される患者さんもいます。
正しい歯並びや名称を覚えると、伝達や引き継ぎがスムーズに行えるようになりますね。

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第2章 歯について

STEP1 歯の構造と面
STEP2 口の構造と歯並び
STEP3 歯の生え変わり